ハリウッド版「攻殻機動隊」悪役“笑い男”にサム・ライリー交渉中
スカーレット・ヨハンソンが主演するハリウッド実写版「攻殻機動隊」の悪役“笑い男”に、『マレフィセント』のサム・ライリーが出演交渉中であるとDeadlineが報じている。
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本作は、押井守監督がアニメーション映画化し世界中のファンから支持された士郎正宗のSFコミックを、『スノーホワイト』のルパート・サンダーズ監督が実写化。科学技術が発達した近未来を舞台とする原作では、公安警察組織“攻殻機動隊”が、高度な情報化社会で凶悪化するコンピューター犯罪やサイバーテロを未然に防ぎ、国家の保安や機密を守るため戦う姿が描かれる。スカーレットは“攻殻機動隊”の実質的なリーダーであり、サイボーグのヒロイン・草薙素子にふんする。
“笑い男”は、「笑い男事件」と呼ばれるサイバーテロの主犯とされる天才ハッカーで、草薙と対峙する役どころ。契約はまだ結ばれていないものの、サムに出演の意思はあるとのことだ。また、草薙の同僚で男性版の主役というべきバトー役は、デンマーク人俳優ピルー・アスベックに決定している。本作の全米公開日は2017年3月31日。(編集部・高橋典子)