「オリエント急行の殺人」新版映画化で、ケネス・ブラナーが監督と主演へ
アガサ・クリスティーの1934年の作品「オリエント急行の殺人」を、20世紀フォックスが新たに映画化することになり、映画『マイティ・ソー』や『シンデレラ』のケネス・ブラナー監督がメガホンを取ることになったとDeadline.comなど多数メディアが伝えた。
名探偵エルキュール・ポアロが、列車で起きた殺人事件で真相を導き出していくミステリー小説。シドニー・ルメット監督、アルバート・フィニーがポアロ役で、1974年に映画化されている。
本作で、ブラナーはポアロ役も演じる予定。映画『グリーン・ランタン』を手掛け、『ブレード・ランナー』続編の脚本も担当することになっているマイケル・グリーンが脚本家に決まっている。リドリー・スコットが、ブラナーらと共に、プロデューサーを務める。
ブラナーは現在ロンドンで上演中のシェイクスピアの「冬物語」で、共同演出を手掛け自らレオンティーズ役で出演しているほか、オーエン・コルファー著の小説「アルテミス・ファウル」の映画化の監督に決まっている。(鯨岡孝子)