上川隆也、大好評の冴羽リョウ役も撮影前は「怖かった」
俳優の上川隆也が29日、TOHOシネマズ新宿で行われた「シティーハンター」30周年&ドラマ「エンジェル・ハート」ファン感謝イベントに、原作者の北条司、ドラマで共演者する三吉彩花、相武紗季、和泉崇司、主題歌を歌う西内まりやと共に出席した。上川といえば「エンジェル・ハート」で演じている冴羽リョウのクオリティーが高すぎると評判になっているが「4年前ぐらいに北条先生とお会いする機会があったときに『もしできるなら』と話をしていたのですが、実際決まったら、自分で言っておきながらうれしい半面怖くなった」とプレッシャーが大きかったことを打ち明けた。
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上川と同じく、相棒のシャンインを演じた三吉、恋人・槇村香役の相武ともに、原作の偉大さを痛感していたそうで不安とプレッシャーに押しつぶされそうになったというが、座長である上川がムードメーカーとなり、現場は非常にいい雰囲気で撮影が進んでいるという。
そんな大人気作品を世に送り出した北条は「『シティーハンター』は漫画家としての指針を示してくれた作品。ただ消化不良で終わったので、続編をやりたいと思っていたんです」と語ると「やっと準備が整ったのは連載が終わって10年経っていた。なので続編というよりは新しい構想になったんです」と「エンジェル・ハート」誕生秘話を披露。
実写化されたドラマは上川の好演もあり、非常に評価が高い。そんな作品で主題歌「Save me」を担当した西内は「『エンジェル・ハート』の世界観を考えながら、家族愛や人間愛をテーマに曲を作りました」とあいさつすると、北条やキャスト、ファンが見守るなか生歌を披露。歌う前は「これまで色々な場所で歌わせていただきましたが、1番緊張しています」と語っていたが、伸びのある歌声を会場に響かせると「心を込めて歌わせていただきました」と笑顔。会場からは大きな拍手が巻き起こった。(磯部正和)
ドラマ「エンジェル・ハート」は日本テレビ系にて毎週日曜日午後10時30分より放送中