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「ゲゲゲの鬼太郎」水木しげるさん、93歳で死去

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 「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる漫画家の水木しげる(本名:武良茂)さんが30日、亡くなったことが明らかになった。享年93歳。

 水木さんは1922年鳥取県生まれ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征し、爆撃を受け左腕を失った。復員後に紙芝居画家となり、その後貸本漫画家に転向。テレビアニメ、実写映画化もされた「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ、妖怪漫画の第一人者として国民的人気を博す一方、戦争の実体験をつづった戦記漫画「総員玉砕せよ!」なども手掛けた。そのほかの代表作に「河童の三平」「悪魔くん」「のんのんばあとオレ」など。2003年には故郷の鳥取県境港市に「水木しげる記念館」が開館。2010年には漫画家として日本の文化に貢献した水木さんの功績を称え、文化功労者に選ばれた。

 近年は、妻である武良布枝さんが水木さんが漫画家として成功する前の貧しかった時代をつづった自伝「ゲゲゲの女房」が松下奈緒向井理主演で2010年NHK連続テレビ小説としてテレビドラマ化、吹石一恵宮藤官九郎主演で実写映画化され、話題を呼んだ。(編集部・石井百合子)

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