中村獅童、笑撃のビジュアル公開!宮藤官九郎の地獄ファンタジーで怪演
地獄の赤鬼を演じる主演のTOKIO・長瀬智也をはじめ、「誰が誰を演じているのかわからない」ほどインパクト大の特殊メイクが話題の映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。宮藤官九郎の監督第4作となる本作の新キャストが発表され、歌舞伎俳優・中村獅童が謎の役を演じることがわかった。
【写真】『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』豪華キャスト
獅童は、宮藤が脚本を手掛けた映画『ピンポン』(2002)や歌舞伎「地球投五郎宇宙荒事(ちきゅうなげごろううちゅうのあらごと)」(2015)などに出演しているが、監督作への出演はこれが初。「大好きな宮藤さんの作品に参加させていただくことに、とても嬉しく心躍らせていました」と喜びのコメントを寄せている。
肝心の役どころは明かされていないが、本人が「えっ、俺、この役~?!?!?!?」と驚く程意外な役だったといい、今回公開された写真では顔の輪郭が写っていないことから実態がない存在のようにも見える。そのほか、地獄の面々として地獄農業高校の教師・牛頭(ごず)役に烏丸せつこ、地獄農業高校の教師・馬頭(めず)役に田口トモロヲ、長瀬演じる地獄専属ロックバンドのボーカル&ギター・キラーKの先輩・鬼野役にコメディアン、俳優の片桐仁が決定しており、フリーアナウンサーの平井理央がアナウンサー役で出演する。
烏丸は「訳わからず、地獄のセットに連れて行かれて、鏡のない所でヘアメイクしてもらい、パターン少ない顔芸をサクッと披露してきました」、田口は「数多くの映画に出演しましたが、今回のような出演の仕方は初めてです!?」、片桐は「特に鬼野楽器のシーンはアドリブが多くて、いつまでもやっていたかったですねー」、平井は「撮影日が本編のクランクインの日で、現場にエネルギーが満ちあふれていました」とそれぞれ、クドカンワールドの一員になった驚き、興奮を口々に語っている。
思わず、「こんな地獄だったら堕ちてもいいかも」と思えるような、宮藤ならではの笑いあり涙ありの爆笑ファンタジーで、キョーレツな個性を持つ彼らがいかなる化けっぷりを見せるのか、乞うご期待!(編集部・石井百合子)
映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年2月6日より全国公開