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多部未華子が歌う!要潤ら共演者も「多才」と絶賛『あやしい彼女』現場レポート

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熱唱する多部未華子
熱唱する多部未華子 - (C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION

 多部未華子主演の映画『あやしい彼女』の撮影現場が公開され、多部をはじめ、要潤北村匠海水田伸生監督が撮影中のエピソードを語った。また、多部が劇中で歌う楽曲すべてを小林武史がプロデュースしたことも発表された。

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 本作は、韓国や中国で大ヒットを遂げた映画『怪しい彼女』を、映画『謝罪の王様』などの水田監督がリメイク。73歳の頑固で毒舌のおばあちゃん・瀬山カツが、ある出来事がきっかけで見た目だけ20歳に戻ってしまい、大鳥節子と名乗って失われた青春を取り戻そうとすることから巻き起こる騒動を描いた、笑って泣けるコメディー。

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 この日は、多部ふんする節子が、名曲「悲しくてやりきれない」を情緒たっぷりに熱唱するシーンを撮影。多部は、切なくもみずみずしい歌声を披露しているが「撮影前は週2回ボイストレーニングをして臨みました」と語り、「劇中にはライブシーンもあるのですが、お客さんの前であれだけのパフォーマンスをするアーティストの方々を改めて尊敬しました」と貴重な経験だったことを明かす。

 そんな多部の歌声を共演者は絶賛。節子を見い出す音楽プロデューサー・小林を演じた要は「歌っている姿がかわいらしいし、普段とは違う多部ちゃん。多才だな~って思います」と感想を述べると、節子率いるバンドでギターを担当する役の北村も「演技がパワフルだし、学ぶことが多いです」と共演を喜んでいた。また、多部が劇中で歌う楽曲のプロデュースを小林武史が担当したことに触れると、多部は「感覚的な部分のアドバイスが(小林から)あったけれど、よくわからない部分も多かった(笑)」と小林の天才的な感性をユーモアを交えて話していた。

 今回多部が務めるのは73歳の心を持ちながら、見た目は20歳という難役。「役づくりはとても難しかったです。(73歳のカツを演じた)倍賞美津子さんとお話しをさせていただきアドバイスを取り入れたりしました。カツさんが見てきた景色などを大事に想像して演じています」と多部が役へのアプローチ方法を語ると、要は「(多部は)普段は女の子らしいかわいい方ですが、今回ドスのきいた芯の強い女性を演じています。ギャップがステキですね」と称賛。水田監督も「未華子ちゃんは笑いの間が完璧」と追随していた。

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 大ヒットした韓国映画のリメイクとなるが、多部が「(韓国版は)クオリティーが高くて、3回も観てしまいました。あまりに観すぎて、もとの作品の表情やシーンを覚えてしまい失敗したなって思うぐらい」と笑顔を見せると、要は「僕は、影響を受けやすく(原作のイメージに)引っ張られてしまうので、あえて(原作を)観ないようにしているんです」と自身のポリシーを語った。

 日本版のメガホンを取る水田監督は「国によって笑いの間の違いなどはありますが、今までわれわれがやってきたことを信じて、奇をてらわずにやるだけです」と語り、「素晴らしい役者さんの演技をしっかり撮りたいと思います」と多部ら俳優たちの魅力を存分に表現することを誓っていた。(取材・文:磯部正和)

映画『あやしい彼女』は2016年4月1日より全国公開

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