作品賞は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』!ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞発表
現地時間1日、アメリカの映画賞シーズンの幕開けを飾る賞の一つであるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞が発表され、作品賞をジョージ・ミラー監督の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が受賞した。
狂気の撮影現場!『マッドマックス 怒りのデス・ロード』メイキング映像
映画の普及促進を行う団体としては現存最古の歴史を持つナショナル・ボード・オブ・レビューが主催する同賞。監督賞には『オデッセイ』のリドリー・スコット監督、主演男優賞には『オデッセイ』のマット・デイモン、助演男優賞は『クリード チャンプを継ぐ男』のシルヴェスター・スタローンと、例年になく娯楽作の多い華やかなラインナップとなった。
代表のアニー・シューロフは「2015年は大衆映画の当たり年でした。新時代の才能を祝福する一方で、ジョージ・ミラー監督とリドリー・スコット監督というそれぞれのジャンルでトップに立つ、アイコン的なフィルムメイカーを表彰できることに興奮しています」とコメントしている。授賞式は来年1月5日に開催される。(編集部・市川遥)
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞2015の主な受賞結果は以下の通り。
作品賞:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
監督賞:リドリー・スコット『オデッセイ』
主演男優賞:マット・デイモン『オデッセイ』
主演女優賞:ブリー・ラーソン『ルーム(原題) / Room』
助演男優賞:シルヴェスター・スタローン『クリード チャンプを継ぐ男』
助演女優賞:ジェニファー・ジェイソン・リー『ザ・ヘイトフル・エイト(原題) / The Hateful Eight』
脚本賞:クエンティン・タランティーノ『ザ・ヘイトフル・エイト(原題)』
脚色賞:ドリュー・ゴダード『オデッセイ』
アニメーション映画賞:『インサイド・ヘッド』
外国語映画賞:『サウルの息子』