メリル・ストリープ、実娘と親子役!エレキをかき鳴らすロック歌手に
ハリウッドの名優メリル・ストリープが実の娘メイミー・ガマーと親子役で共演する映画『幸せをつかむ歌』が来年3月初旬に日本公開されることが明らかになった。メリルはロック歌手を演じ、劇中ではエレキギターを片手に魂を込めた歌声を披露する。
メリルといえば、数々の賞に輝いた演技力もさることながら、『マンマ・ミーア!』『イントゥ・ザ・ウッズ』などで発揮した歌唱力も魅力。そんな彼女が本作では、ミュージシャンになる夢を追って家族を捨てた母親を演じ、役づくりのために猛特訓したというエレキギターを手に数々の名曲を自身の歌声で届ける。実の娘であるメイミーが娘役を務め、監督は『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミ、脚本は『JUNO/ジュノ』のディアブロ・コディが手掛けた。
ミュージシャンになるために家族の元を去ったリッキー(メリル)だが、十数年後、夫に捨てられ自暴自棄に陥っている娘ジュリー(メイミー)と再会の機会が訪れる。家族をないがしろにした母を嫌い、その歌声さえも嫌悪する娘と心はすれ違うも、リッキーはなんとか関係を修復しようと試みる。
リッキーの元夫を『ワンダとダイヤと優しい奴ら』などのケヴィン・クラインが務めるほか、グラミー賞を獲得したことのあるロックスターのリック・スプリングフィールドがリッキーのバンド仲間として出演する。(編集部・小山美咲)
映画『幸せをつかむ歌』は2016年3月初旬、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開