高月彩良、制服姿で登場!座長と呼ばれ照れ笑い
女優の高月彩良が5日、新宿武蔵野館で行われた映画『人狼ゲーム クレイジーフォックス』の初日舞台あいさつに出席、念願の初主演映画公開に、「自分で言うのもあれですが、この作品はとても面白いです。12人が一生懸命生きている姿は、痺れるほど心にくるものがあります」と万感の思いを語った。
初主演が決まった時の喜びを「とても、とても、嬉しかったです」と噛みしめるようにゆっくり話した高月は、「現場に入ると12人それぞれ個性の強いキャラクターでしたが、わたしもその一人として一生懸命そこにいられた気がします」と感無量の表情。
さらに、MCから冗談っぽく「座長」と呼ばれると「わたしはむしろ皆さんに引っ張っていただきました」と笑顔で謙遜。撮影現場はみんなで「人狼ゲーム」をやるなど和気あいあいとしていたそうで、「毎日毎日人が減っていく作品だったので、一人いなくなるごとに本当にゲームをしている感覚になって辛かったです」と振り返った。
また、疑心暗鬼や心理戦もテーマとなっている作品だけに、高月は「平気な顔で嘘をついたり、人を騙せる怖い子を演じたので、そういう所は難しかったです」と役作りの苦労も吐露。「でも、監督から『怒りを常に持っている女の子』というご指示をいただいて、それを意識して演じました」と話した。
この日のイベントには、冨手麻妙、柾木玲弥、冨田佳輔、長村航希、村上穂乃佳、奥村秀人、水石亜飛夢、山根綺、藤井武美、綾部真弥監督も登壇。フォトセッションは11人が2列に並んで行われ、女優陣は中腰に。撮影中、足を辛そうにする女優陣がカメラマンから「頑張って」と励まされる場面もあり、撮影を終えると高月は「100キロくらい走った感じです」と冗談っぽく感想を述べて笑いを誘っていた。
同作はアプリや小説、コミックと様々な形態でブームになっている「人狼ゲーム」を題材にしたシリーズ第3弾。生死をかけたゲームに参加することになったプレイヤーたちのサバイバルを描く。(取材・文:中村好伸)
映画『人狼ゲーム クレイジーフォックス』は公開中