スピルバーグが“巨人”を撮った!ちょっぴり怖い?新作ファンタジー予告編!
スティーヴン・スピルバーグ監督がディズニーとタッグを組んだ新作映画『ザ・BFG(原題) / The BFG』の海外版予告編が公開された。
同作は、『チャーリーとチョコレート工場』『ジャイアント・ピーチ』の原作でも知られる作家ロアルド・ダールが1982年に発表した児童文学「オ・ヤサシ巨人BFG」(評論社)を映画化したファンタジー。心優しい巨人BFGと少女ソフィーが、人間を食べるのが大好きな巨人たちを退治するため奮闘する姿を描く。
公開された予告編では、大きな物音にひかれ、窓から夜のロンドンの街並みを眺めるソフィーの目の前に巨大なBFGが出現。ベッドに隠れるソフィーに向かって、大きな手が窓からぬっと伸びるまでを追った、ほんの少し恐ろしくも、壮大な冒険を予感させる映像が展開する。
ソフィーを演じるのは新人子役のルビー・バーンヒル。BFG役は、現在スピルバーグ監督が手掛けた『ブリッジ・オブ・スパイ』の好演で映画賞レースをにぎわせているマーク・ライランスが務める。「人を食べる巨人」といえば、今年、実写版映画が日本で大きな話題を呼んだ人気コミック「進撃の巨人」を思い浮かべるところ。名匠が演出するスピルバーグ版「巨人」たちの暴れぶりにも注目したい。全米公開は2016年7月1日予定。(編集部・入倉功一)