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「FARGO/ファーゴ2」はラブストーリー!パトリック・ウィルソン&キルステン・ダンストが語る

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パトリック・ウィルソン
パトリック・ウィルソン

 キルステン・ダンストパトリック・ウィルソンが、人気テレビドラマ「FARGO/ファーゴ2」について語った。

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 テレビシリーズ「FARGO/ファーゴ」は、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟の1996年の映画『ファーゴ』に着想を得て、テレビシリーズ「BONES」の脚本家ノア・ホーリーがクリエイターを務めるドラマ。コーエン兄弟は製作総指揮を担当している。

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 第1シーズンは、ローン・マルヴォ(ビリー・ボブ・ソーントン)が、ミネソタ州ベミジーの保険営業員レスター(マーティン・フリーマン)をはじめとする、現地のさまざまな人を殺人事件に巻き込むというもので、映画の設定から10年後の物語。

 第2シーズンは、ミネソタとその近隣州が舞台。ファーゴのマフィア「ゲアハルト ファミリー」の息子をひき逃げした美容師のペギー(キルステン)と、夫で肉屋のエド(ジェシー・プレモンス)、ローカルのダイナーの殺人事件を調査する州警察官ルー(パトリック)と彼の義父で保安官のハンク、さらに選挙キャンペーンでミネソタを訪れた共和党の大統領候補ロナルド・レーガンを交錯させながら描いたもので、映画の17年前の設定。

FARGO
キルステン・ダンスト

 ルーは、第1シーズンではキース・キャラダインが演じていた。「僕は当然第1シーズンを鑑賞し、クリエイターのノアに、老いたルー役のキースのアクセントをまねたり、彼のように足を引きずったほうが良いのか事前に聞いたが、『全く違った人生の岐路に立つルーを描くつもりだから、その必要はない』と言われた。だから、ある程度はキースの演技を鑑賞して理解していたが、意識的に彼の演技をまねることはなかった」とパトリックが明かした。

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 ペギーとエドの関係についてキルステンは「今作は、ある意味ペギーとエドのラブストーリーだと思う。エドがいかにペギーの面倒を見ているかを今作で観れば、エドがどれだけペギーを愛しているかわかるの。なぜなら、ひき逃げ事件でペギーを守ることは自分が共犯になることだとわかっているから」と語った。ペギーは今まで演じたことのないキャラクターだったそうだ。

 映画出演の多いパトリックはテレビ制作について「まるでスタジオの大作映画のように4か月くらいで撮影した。だから、(通常のテレビシリーズは半年以上撮影をするため)長期間撮影に拘束されることもなかった。それにエピソードごとに異なった監督がメガホンを取るのも良かった」と振り返った。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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