エドワード・ノートンが爆撃で妻と娘を失ったシリア人科学者のために寄付を調達!
映画『ファイト・クラブ』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などでおなじみのエドワード・ノートンが、爆撃で妻と娘を失ったシリア人科学者の話に心を動かされ、40万ドル(約4,800万円)の寄付金を集めたことが ABC News や複数のメディアで報じられた。(1ドル120円計算)
【動画】エドワード・ノートン出演『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
これは、アートや人道支援のサイト、“ヒューマンズ・オブ・ニューヨーク”で、同サイトの設立者であるブランドン・スタントンさんが、シリアの避難民のストーリーを掲載したことで始まった。12月8日に掲載された記事によると、シリア人の科学者が爆撃で7名の家族を失い、生き残った娘と息子と共にトルコに避難したものの、居住許可がないため働くことができず、部屋代も払えず、さらに胃がんを患っていることが発覚し、その治療費も払えない状態であると明かしていた。そんな状態からか、彼はアメリカに住むことを希望しており、「(これからミシガン州の)トロイに行って自分の科学者としての発明で、世界を変えたい」というストーリーが掲載され、それを読んだノートンが設立者のスタントンさんに連絡を取り、この科学者のために募金活動の主催者をさせてくれないかと名乗り出たようだ。
これまで、およそ40万ドルの寄付が集まったという。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)