“浪速のロッキー”赤井英和、ボクサーの息子と2ショット披露
「浪速のロッキー」の愛称で親しまれた元プロボクサーで俳優の赤井英和が22日、都内で行われた映画『クリード チャンプを継ぐ男』の公開前夜祭イベントに来場、アマチュアボクサーの息子・赤井英五郎とのツーショットを披露した。
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『ロッキー』シリーズのロッキーが、ライバルだったアポロ・クリードの息子アドニスのトレーナーとなって世界チャンピオンを目指す姿を描いた本作。いよいよ公開を翌日に控えたこの日は赤井のほか、タレントの関根勤、現役時代に『ロッキー4/炎の友情』の曲「トレイニング・モンタージュ」を入場曲として使用してきた元総合格闘家の高田延彦、そしてシルヴェスター・スタローンのものまね芸人であるスタスタローンという各界の『ロッキー』好きが集結。
「40年くらい前から『浪速のロッキー』と言われてきたので、この作品は大事にしている作品です」とその思い入れの深さを語った赤井は、アマチュアボクサーとしてデビューしたばかりの息子・英五郎とのツーショットをお披露目。「(ツーショットは)あまりない機会なので緊張しました」と振り返った。
また、「エイドリアンからプレゼントされた犬をかわいがるロッキー」「動物園でエイドリアンへのプロポーズに成功し、うれしさのあまり虎に話し掛けるロッキー」というネタを披露したスタスタローンは、さらに関根がまねる輪島功一との夢の対決(?)まで実現させ、会場を沸かせた。
そこから話はそれぞれの愛妻エピソードへ。「僕は女房にずっと支えられていますね。僕は若い頃、気持ち悪いと言われていたタレントだったんですが、妻はこんな気持ち悪い男を受け入れてくれた。この間、孫が生まれたんですが、そのルーツは妻が麻里を生んでくれたからなんですよ。かつて妻に声をかけたことが、この孫の誕生につながったんですよね」と切り出した関根は、「約40年前なんで、『ロッキー』の誕生と同じ頃に妻とつきあい始めていますから。『ロッキーハズバンド』と呼んでください」としみじみ。さらに「(娘の関根麻里がMCを務めていた情報番組)『ZIP!』なんかは麻里のバーターで出ていましたから。助かりましたね」と笑いながら付け加えた。(取材・文:壬生智裕)
映画『クリード チャンプを継ぐ男』は12月23日より全国公開