デヴィッド・フィンチャーが『羊たちの沈黙』のジョン・クロフォードのモデルとなった男をドラマ化!
映画『ドラゴン・タトゥーの女』『ゴーン・ガール』のデヴィッド・フィンチャー監督と女優のシャーリーズ・セロンが、新作テレビシリーズ「マインドハンター(原題) / Mindhunter」でタッグを組むことになったと The Hollywood Reporter などが報じた。
本ドラマは、1996年に出版された「マインド・ハンター:インサイド・ザ・FBI's・エリート・シリアル・クライム・ユニット(原題) / Mind Hunter: Inside the FBI's Elite Serial Crime Unit」を基に製作される。シャーリーズが同著書のドラマ化権を獲得したものの、何年も製作に至っていなかった本作だが、この度Netflixの下で再び企画が立ち上がった。監督はフィンチャーが務め、脚色は『ザ・ロード』のジョー・ペンホールが担当する。シャーリーズはフィンチャーと共に、製作総指揮を務めるようだ。
同著書は、実際にFBIの捜査官だったジョン・ダグラスのプロファイリングテクニックを基に、25年間連続殺人犯を追った経歴を、作家マーク・オルシェーカーが記したもの。ダグラスは、『羊たちの沈黙』でクラリス(ジョディ・フォスター)の上司として登場するクロフォード主任捜査官のモデルとなった人物でもある。
ちなみにフィンチャーは、Netflixオリジナルドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」をすでに成功させている。新たな作品がどのように描かれていくのか楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)