クリストファー・ノーラン監督の新作でトム・ハーディなど演技派俳優結集か?
映画『ダークナイト』シリーズや『インターステラー』などでおなじみのクリストファー・ノーラン監督がメガホンを取る予定の、第2次世界大戦を題材にした新作『ダンカーク(原題) / Dunkirk』で、トム・ハーディ、ケネス・ブラナー、マーク・ライランスが出演交渉に入った。The Hollywood Reporter ほか複数のメディアが報じている。
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本作は、クリストファー・ノーランと彼の妻でプロデューサーでもあるエマ・トーマスが、ワーナー・ブラザースのもと企画している作品。クリストファーが自ら執筆した脚本を映画化する予定だ。そのストーリーは、フランスでドイツ軍に囲まれた約30万人もの連合軍を、英国海軍が撤退させた1940年のダンケルクの戦いを基に描いたもの。IMAX 65ミリフィルム(1コマに使うフィルムの面積を通常の映画より広くし、高精細度の映像が得られる)とスタンダードの65ミリフィルム(幅の広いハイレゾリューションの規格)の両方で撮影する予定で、現在クリストファーは弟のジョナサン・ノーランとロケーションスカウトをしている模様。撮影は5月から開始することになっている。
そしてこの度、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディ、映画『マリリン 7日間の恋』のケネス・ブラナー、映画『ブリッジ・オブ・スパイ』のマーク・ライランスなど演技派が出演交渉に入ったようだ。
今作は2017年の7月21日公開を予定している。クリストファー・ノーランの新作が今から楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)