異形の存在が少女を惨殺!絶望しかないタランティーノ絶賛ホラー衝撃映像
あまりの怖さが口コミで広がり、全米で4館から1,600館まで公開規模を拡大した話題のホラー映画『イット・フォローズ』(1月8日公開)から、一人の少女が、異形の存在によって、無残な死体にされるまでを追った、衝撃的な冒頭映像が公開された。
ある男と一夜を共にしたことから、他人は見ることができず、捕まると殺されてしまう存在「それ」を目にするようになってしまった19歳の女性、ジェイの運命を描く本作。他人にうつすことができる怪現象をめぐるサスペンスと、次第に彼女へ近づいてくる異形の姿が評判を呼び、アメリカの大手映画批評サイト Rotten Tomatoes では批評家から96%の支持を獲得。クエンティン・タランティーノ監督も「とにかく恐い! こんな設定のホラーは観たことがない!」と太鼓判を押している。
冒頭映像は、一人の少女が何者かに追われるように薄着で自宅から走り出してくる場面からスタート。不穏なシンセサイザーの音が響く中、当人以外には見えない恐怖から逃れようと車に乗り込んだ少女が、やがて諦めたように、最後にたどりついた夜の海岸に座り、電話で父親に過去の自分の行いを謝罪するさまを追い掛ける。
そして、少女が何かを見つけたように自分の乗ってきた車に目をやると、次の瞬間、場面は朝に。カメラは、骨が飛び出すまで足をへし折られ、美しい砂浜に横たわる少女の惨殺死体を映し出す。力では抵抗することができない、「それ」の恐怖を実感させられる仕上がりだ。
見える者に恐怖と絶望をたたきつける「それ」から逃げ惑うヒロイン、ジェイを演じるのは、大ヒットSF大作の続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』にも出演する新星マイカ・モンロー。監督と脚本は、本作が長編2本目となる俊英デヴィッド・ロバート・ミッチェルが担当した。(編集部・入倉功一)
映画『イット・フォローズ』は1月8日よりTOHOシネマズ六本木ほかにて全国公開