女性同士のラブストーリー『キャロル』、オーストラリアの映画賞で5部門ノミネート
オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー(AACTA)主催の第5回インターナショナル・アワードのノミネーションが発表され、ケイト・ブランシェット主演で女性同士のラブストーリーを描いた映画『キャロル』が5部門でノミネートされた。
オーストラリア映画を表彰するオーストラリア映画協会(AFI)賞は2011年からAACTAアワードに替わり、2012年にはオーストラリア以外の映画も対象とするインターナショナル・アワードが創設されている。インターナショナル・アワードの授賞式は毎年1月にロサンゼルスで開催される。
第5回AACTAインターナショナル・アワードの主なノミネーションは以下の通り。(澤田理沙)
■作品賞
『スポットライト 世紀のスクープ』
『キャロル』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
『レヴェナント:蘇えりし者』
■主演男優賞
スティーヴ・カレル 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
マイケル・ファスベンダー 『スティーブ・ジョブズ』(2015)
マット・デイモン 『オデッセイ』
レオナルド・ディカプリオ 『レヴェナント:蘇えりし者』
エディ・レッドメイン 『リリーのすべて』
■主演女優賞
シアーシャ・ローナン 『ブルックリン(原題) / Brooklyn』
ケイト・ブランシェット 『キャロル』
ブリー・ラーソン 『ルーム(原題) / Room』
シャーリーズ・セロン 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
エミリー・ブラント 『ボーダーライン』
■監督賞
トッド・ヘインズ 『キャロル』
アダム・マッケイ 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
リドリー・スコット 『オデッセイ』
ジョージ・ミラー 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
アレハンドロ・G・イニャリトゥ 『レヴェナント:蘇えりし者』
■脚本賞
『キャロル』 フィリス・ナジー
『エクス・マキナ(原題) / Ex Machina』 アレックス・ガーランド
『オデッセイ』 ドリュー・ゴダード
『スポットライト 世紀のスクープ』 トム・マッカーシー、ジョシュ・シンガー
『スティーヴ・ジョブズ(原題) / Steve Jobs』 アーロン・ソーキン