竹内結子、ホラー映画のネガティブキャンペーンはやめると宣言!
女優の竹内結子が14日、都内で行われた『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』完成披露試写会に来場、これまでホラー映画苦手発言をしてきたが、「(ホラー映画の)ネガティブキャンペーンはやめる」と宣言した。この日は橋本愛、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一、中村義洋監督も出席した。
ベストセラー作家・小野不由美の本格ホラー小説「残穢」を映画化した本作。読者の女子大生から「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という手紙を受け取ったミステリー作家が、二人で異変を調査するうちに驚くべき真実が浮かび上がってくるさまを描く。怖いものが大の苦手だという竹内は、昨年の東京国際映画祭で本作が上映された際に「映画の後半が怖すぎて、目を開けられなかった」とビビり発言をしていたが、この日は「今までネガティブキャンペーンをしてしまったので、そろそろポジティブにいきたいと思います」と宣言。
一度目は映画を観られなかったという竹内だったが、「意を決して友達と一緒に試写を観に行きました」と告白する。それだけに今年の目標として「怖い映画を楽しんで観られるようになりたい」とコメントするも、「3回目は劇場でどう?」という司会者の言葉には「うわー……」と絶句した。
そんな竹内を半笑いで見ていた中村監督は「隣に誰もいない状態で観てほしい」とコメント。その言葉に竹内も「誰かが隣に座るとそのリアクションでビックリしてしまうし、真ん中だと誰かが何かをしたときに驚いてしまう。だったら一番後ろなら安心なのかなと思うけども、誰もいないのに何かが起きたらどうする……」とドギマキした様子。「今から一緒に観ましょう!」という男性客のかけ声に、一瞬考える様子を見せながらも、「今日は次があるからまたにします……」とこの日はお誘いを保留した。
また、橋本が20歳の誕生日を迎えたことにちなみ、「20歳の頃は何をしていた?」と質問されたキャスト陣は、「買ったばかりの自転車を5分で盗まれた」(竹内)、「受験生だったので、夜に木に向かって(プロレスの蹴り技の一種)ローリングソバットをしていた」(佐々木)、「成人式なのに仕事をしていた」(坂口)、「(所属していた劇団)無名塾が恋愛禁止だったので、彼女に別れ話をしていた」(滝藤)と出てくるのはどこかさみしい思い出ばかり。これには新成人の橋本も「ほろ苦いですね」と同情(?)していた。(取材・文:壬生智裕)
映画『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』は1月30日より全国公開