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ミック・ジャガー&スコセッシ製作の音楽業界ドラマにメグ・ライアンの息子が出演

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ジャック・クエイド
ジャック・クエイド

 ザ・ローリング・ストーンズミック・ジャガーマーティン・スコセッシ監督が製作総指揮を務めるHBOの話題のドラマ「ヴァイナル(原題) / Vinyl」について、俳優ジャック・クエイドが語った。

【写真】父のデニス・クエイド

 本作は、1970年代後半、ディスコ、パンク、ヒップホップが台頭し始めたニューヨークのレコード会社で活躍するエグゼクティブ、リッチー(ボビー・カナヴェイル)を中心に音楽業界を描いたドラマ。テレビシリーズ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」のテレンス・ウィンターがクリエイターを務め、ジャックはリッチーのアシスタント、クラークを演じる。

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 出演経緯について「最初にキャスティング・ディレクターのエレン・ルイスから電話があってオーディションをしたが、2、3週間たっても何も連絡がなかったため、次の作品のことを考えていた。そんなときにエージェントからスコセッシ監督とテレンスの両方から電話があったと伝えられた。彼らは当時、二人が共に手掛けた映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の宣伝をL.A.でしていて、スコセッシ監督の滞在していたホテルで彼に会ったんだ。映画に関して百科事典のような知識を持つ彼との会話は、すべてが“黄金の時間”で、ずっと話していたかった」と、その場で良いオーディションができたことを語った。

 ジャック演じるクラークについて「最初彼はレーベルの中で、自分が何をしているのかよく把握していない。強い発言もするが、全く説得力がない男だ。彼はレコード会社のA&R(アーティストの発掘・契約・育成とそのアーティストに合った楽曲も探す人)で、クールな仕事のはずだが、このレーベル会社で彼が最もクールではない。でもそんな男をセックス、ドラッグ、ロックの溢れた環境で演じることは、非常に楽しかった」と答えた。

 ジャックは、父親がデニス・クエイド、母親がメグ・ライアンという、両親が俳優同士の環境で育った。「子どもの頃の僕は、家族の前でよくマジックをやっていたよ。二人とも僕が俳優であることをサポートしてくれた。僕は、彼らがセットでは楽しみながら、素晴らしい演技を披露している姿を見てきた。もし普通の家庭に育ったら、(俳優業だけでは生活できない人が多いため)家族に俳優になるという話をしたとき、反応はよくないことが多い」と明かし、自分は両親に恵まれているとも答えた。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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