クドカン新作、公開延期でイベントも急きょ中止に
来月6日に公開を予定していた宮藤官九郎監督の最新作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』が、今月15日に起こった長野県軽井沢町のスキーバス転落事故を受け、公開延期されることが決定し、これに伴い予定されていたイベントや試写会も中止となることが明らかになった。
TOKIOの長瀬智也が7年ぶりに映画主演を務めることでも話題の同作は、事故が原因で地獄に来てしまった男子高校生(神木隆之介)が、ロックバンドを率いる鬼(長瀬)と共に奇想天外な冒険と抱腹絶倒の騒動を巻き起こす異色のコメディー。今週22日には都内で宮藤らが登壇するトークイベントが行われる予定だった。
製作・配給のアスミック・エースと東宝は、延期の理由について「本作品のシーンの一部ではありますが、先般のスキーバス転落事故を想起させる可能性がございますので、このような判断をさせていただきました」としており、新たな公開時期は決定次第、発表するという。(編集部・中山雄一朗)