ディカプリオ、ローマ法王と気候変動について話し合う
俳優のレオナルド・ディカプリオが現地時間28日、バチカンでローマ法王と面会し、気候変動が地球に与える悪影響を食い止めるため、共に何ができるのかを話し合った。バチカンの広報が Us Weekly などに認めた。
このプライベートな会合は、同日午前11時15分から15分にわたって行われたとのこと。バチカンの広報は「彼らの会話は、異常気象を食い止めるアクションを起こすため、共に何ができるのかということに集中していました」と明かし、「ディカプリオは法王に、ルネッサンス期のオランダの画家であるヒエロニムス・ボスの画集を贈りました。会合の最後にはディカプリオが法王の指輪にキスをして、イタリア語で感謝の気持ちを伝えていました」と続けている。
かねてから環境問題に熱意を持って取り組んできたディカプリオは、先日も自身の財団から1,500万ドル(約18億円・1ドル120円計算)を世界中の自然保護プロジェクトに寄付したばかり。ローマ法王も地球温暖化に警鐘を鳴らす公文書を発表するなど環境問題への取り組みで知られるだけに、実りの多い会合となったことだろう。(編集部・市川遥)