ジョージ・クルーニーが誘拐!?コーエン兄弟×スカヨハら超豪華な最新作、5月公開!
アカデミー賞常連のジョエル&イーサン・コーエン兄弟のもとにジョージ・クルーニー、ジョシュ・ブローリン、スカーレット・ヨハンソン、ティルダ・スウィントン、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、チャニング・テイタムなどハリウッド超大作の主役級の豪華スターが顔を揃えた最新作の邦題が『ヘイル、シーザー!』に決定し、5月より日本公開されることが明らかになった。そしてその豪華キャストがそれぞれ個性溢れる役柄に挑戦していることがわかる場面写真が一挙公開された。
1950年代、ハリウッドが“夢”を作り、世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運をかけた超大作映画『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ)誘拐事件が発生! 撮影スタジオが大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ)。そして、お色気たっぷりの若手女優(スカーレット)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング)、演技がヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込んで、世界が大注目する難事件に挑むサスペンスコメディー。
今回、豪華キャストが個性豊かなキャラクターにふんしているのがよくわかる場面写真が一挙大公開された。スタジオの何でも屋を演じるジョシュが、妖精のような格好のスカーレットふんする若手女優と話をしている場面や、誘拐されてしまう大スター役のジョージがベンチに寝そべり何かを考えているような表情を捉えたもの、ミュージカルスターにふんするチャニングが「ポパイ」を彷彿させるようなセーラー服姿でパフォーマンスを披露しているシーンなど、コーエン兄弟の集大成と呼ぶにふさわしい本作で豪華キャストが思う存分自らの役を楽しんでいるのが伝わってくる。また、1950年代のハリウッドが舞台というだけあって、レトロなアートプロダクションも必見だ。
本作は現地時間2月11日から開催される第66回ベルリン国際映画祭のオープニング上映に決定している。コーエン兄弟にとって初の試みである、スターたちによるミュージカルシーンは多くの観客を魅了できるのか。そして、大スターを巻き込んだ事件は解決できるのか、公開が待ち遠しくなるばかりだ。(編集部・石神恵美子)
映画『ヘイル、シーザー!』は5月よりTOHOシネマズシャンテほかにて全国公開