菜々緒、『あぶデカ』出演に不安あった
モデルで女優の菜々緒が30日、都内で行われた映画『さらば あぶない刑事』初日舞台あいさつに舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルらと出席し、本作の出演に不安があったことを明かした。
『さらば あぶない刑事』は1986年にテレビ放送を開始し、横浜港警察署の刑事コンビ・タカ(舘)&ユージ(柴田)の活躍を描いた人気シリーズの完結編。映画は30年前とほぼ変わらないチームで製作しており、タカの恋人・夏海を演じた菜々緒は「チームワークが完ぺきに整った状態の中に踏み入るのはすごく勇気もいりましたし、緊張もしました」と吐露した。
また、「大丈夫かな? (私が入って)いいのかな? という気持ちがありました」と当初の不安を打ち明けるが、「キャスト・スタッフの皆さんが温かく迎えてくれた」といい、「安心して撮影に臨むことができました」と安堵の表情。タカとユージの間に入って行った掛け合いのシーンについては「夢のようで、楽しくてうれしくて」と笑みをこぼした。
とはいえ、本シリーズもこれで終わり。菜々緒は「撮影を追っていくごとに、本当に終わってほしくないという気持ちが強くなりました」と『あぶデカ』完結を惜しんでいた。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『さらば あぶない刑事』は全国公開中