デヴィッド・ボウイさん、家族への遺産は推定120億円
1月10日にガンのため69歳で死去したデヴィッド・ボウイさんが家族に残した遺産は、1億ドル(約120億円)にも及ぶという。Page Six などが報じている。(1ドル120円計算)
【写真】俳優としてのデヴィッド・ボウイさん映画『プレステージ』
Page Six によると、ボウイさんは2004年に遺言状を作成。ボウイさんの死去後の法廷書類にも彼の遺産について触れられており、それらによると、妻であったイマン・アブドゥルマジドに夫婦で暮らしていたニューヨークのアパートを含め、半分の5,000万ドル(約60億円)近い財産が引き継がれる予定。また、彼らの娘である15歳のアレクサンドリアちゃんと、前妻との息子で映画監督であるダンカン・ジョーンズには、それぞれ25%ずつ渡されるとのこと。
そのほかにも、長年彼を支えたパーソナルアシスタントには200万ドル(約2億4,000万円)、ダンカンを育ててくれた乳母に100万ドル(1億2,000万円)が支払われるという。
世界的ロックスター、また映画『戦場のメリークリスマス』などへの出演でハリウッド俳優として親しまれていたボウイさん。しかし彼の遺体は「葬式はしないでほしい」という生前の彼の願いをくんで、密かにニューヨークで火葬された。彼の死は世界中で惜しまれ、ニューヨーク市長は1月20日を「David Bowie Day」としてニューヨーク市の記念日の一つにすることを宣言している。(編集部・井本早紀)