映画「海底2万マイル」ついに今秋撮影スタート！

　SF冒険小説「海底2万マイル」の映画化作品が、今年の秋より撮影開始となることが明らかになった。米20世紀フォックスが、映画『X-MEN』シリーズのブライアン・シンガー監督と契約を結んだとDeadlineが報じた。

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　シンガー監督はプロデュースも務める予定で、今秋のクランクインに間に合わせるため、大急ぎでキャスティングを始めるものと見られている。脚本は、『ジャックと天空の巨人』のダン・スタッドニーなどが執筆した。シンガー監督は「わたしは少年の頃、初めてジュール・ヴェルヌの原作を読んだときから、このクラシックなストーリーを再び語ることができたらと夢見てきました」と長年の夢のプロジェクトの実現に喜びをあらわにしている。

　「海底2万マイル」は、ネモ船長が建造した潜水艦ノーチラス号での冒険を描いた作品。今回の映画版では、ネモ船長、ネッド・ランド、アロナックス教授といったオリジナルのキャラクターだけでなく、新たなキャラクターも何人か登場するという。

　過去の映画版としては1954年に製作されたディズニーの『海底二万哩』が有名で、近年も2008年にはディズニーの下でマックG監督が、2010年～2013年にはデヴィッド・フィンチャー監督が再映画化をしようとしたが結局実現せず、企画倒れになっていた。（編集部・市川遥）