「ER」ロス先生とドクター・ハウスが夢の共演!同窓会がまさかの展開に?
現地時間2日、ジョージ・クルーニーがABCテレビの人気トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」内で放送された、自身の出世作となった海外ドラマ「ER 緊急救命室」の同窓会(?)コントに出演、大ヒット医療ドラマ「Dr.HOUSE -ドクター・ハウス-」のハウス先生になりきったヒュー・ローリーと共演し、観客の喝采を呼んだ。
久々の白衣に袖を通して“ロス先生”になりきったジョージは、患者役として病室のベッドに横たわる司会のジミー・キンメルを前に、「誰か、カルテを持ってこい!」と一言。しかし、同窓会のはずなのに、キャロル役のジュリアナ・マルグリーズも、カーター先生役のノア・ワイリーも、ベントン先生役のエリック・ラ・サールも登場せず。
申し訳なさそうに、全員都合がつかなかったと告白したキンメルにジョージが「ジョージ・クルーニーが『ER』の同窓会に出演するんだぞ。誰かいないのか?」と問い掛けると、しかめっ面で杖を手にしたヒューが登場。「君が『ER』に出ていたなんて知らなかったぞ……」というジョージの質問に、すっかりハウス先生になりきったヒューが「いや、正確に言うと『ER』に出てはいない……僕は『Dr.HOUSE -ドクター・ハウス-』に出てたんだ」と返すと、会場は喝采に包まれた。
実際に診察にあたった二人は、キンメルの下半身を見ながら「うわ!」「こいつはひどい!」と叫んだり、「わたしは顕微鏡手術なんてできないぞ」とサイズをバカにしたりとやりたい放題。最後にはジョージが、ラップを口ずさみながら心臓マッサージを施すノリノリの演技まで披露し、会場を大いに盛り上げた。ジョージとヒューは、昨年公開された映画『トゥモローランド』で共演している。
ジョージは、ジョエル&イーサン・コーエン監督の最新作『ヘイル、シーザー!』の全米公開が間近。この日も、同作のプロモーションのため番組に出演した。(編集部・入倉功一)