「北原里英がいない!」クレームに総監督・横山由依が平謝り!?
AKB48グループ総監督の横山由依が6日、渋谷で行われた映画『9つの窓』初日舞台あいさつに来場、本作に出演する北原里英の不在を嘆いた俳優・相島一之に対して平謝りする一幕があった。この日は、入山杏奈、木崎ゆりあ、中西智代梨、茂木忍、松山優太、大沼遼平、杉浦大介、谷内里早も登壇した。
AKB48グループと国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル&アジアがタッグを組んだ本作は、AKB48グループの人気メンバー9人が主演するオムニバス作品。満員の客席を見渡した横山は「わたしのホームグラウンドであるAKB48劇場のチームA新公演(「M.T.に捧ぐ」)は2月10日が初日ですが、この映画も今日が初日。初日が何回もあるのはうれしい」と感謝の言葉を述べた。
この日はそれぞれの短編の共演者たちも来場。しかし、名倉愛監督の『お電話ありがとうございます』で北原と共演した相島は、撮影時にも北原と顔を合わせたことがなく、さらにこの日も舞台あいさつを欠席し、会えずじまいだった北原について「実は北原さんとはまだ1回も会ったことがありません。総監督! これはどういうことなんでしょうか!」とぶちまけた。これには横山も「本当に申し訳ありません! 総監督のわたしからも謝ります」と平謝りで、「実は新潟でイベントがあって。(北原が)キャプテンとして行かせていただくので、わたしたちで我慢していただければ」となだめてみせるも、相島も「なるほど。新潟にも新しいグループ(NGT48)ができるんですよね。相島より新潟をとったわけですね」とすねる始末。横山も「厳しく注意しときますんで。新潟の北原には熱くLINEをしたいと思います」と厳重注意(?)を誓った。
そんな総監督とのコントとも言うべきやりとりを終えた相島が「しかしね、こんなかわいい子たちが目の前にいると、そんなこともどうでも良くなりますね」と手打ちを宣言(?)すると、会場からも大きな拍手が送られた。「映画は10分という短い時間ですが、本当に北原さんがかわいくて。映画には北原さんのいろんな顔が映し出されています。残りの8本の映画もAKB48の女の子たちのいろんな面が見えるのは間違いないので、楽しんでください。新潟の北原さんにもぜひ伝えといてください」という相島の熱い思いを、「伝えます!」と熱く受け止めた横山であった。(取材・文:壬生智裕)
映画『9つの窓』は全国公開中