池松壮亮&菅田将暉が関西弁で喋りまくる!『セトウツミ』初映像
俳優の池松壮亮と菅田将暉を迎えて人気コミックを映画化した『セトウツミ』の初映像となる特報映像が公開され、二人が関西弁でゆる~い会話を繰り広げるさまが披露された。
「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の此元和津也によるコミックを基にした本作は、クールな塾通いの内海(池松)と天然な元サッカー部の瀬戸(菅田)の放課後トークを描き出す。さらに、彼らと三角関係(?)を繰り広げる高校のマドンナ・樫村役には中条あやみが起用された。メガホンを取ったのは『まほろ駅前多田便利軒』などの大森立嗣監督。
関西の男子高校生二人がゆったりしゃべり続けるだけという内容を絶妙な間を駆使して映し出す本作。公開された映像は、ひたすらけん玉に挑戦する瀬戸と、その様子を携帯で連写する内海のやり取りを捉えたもの。「もうあと二回でできへんかったらデコピンやからな」「成功したらおまえの肋骨をランダムに折るからな」「リスクとリターンのバランスおかしいやろ」。そんな彼らの軽妙なやり取りに思わず笑ってしまう仕上がりとなっている同映像は、此元が描き下ろした短編を大森監督が演出した撮り下ろしショートムービーで、特報2「タイミング」、特報3「スタンディングオベーション」も今後公開されるという。
併せて公開されたポスタービジュアルには、河原の階段に並んで腰掛けてそっぽを向く二人と、1匹の三毛猫の姿が。二人の間に記された「『喋る』だけの青春。」というキャッチコピーが示す通り、会話が鍵となる作品とあって、人気、実力ともに若手俳優トップの呼び声高い二人がどんな演技を披露するのか期待が膨らむ。(編集部・吉田唯)
映画『セトウツミ』は7月2日より新宿ピカデリーほか全国公開