船越英一郎、初ホームレス役!東出昌大、窪田正孝、小松菜奈らと共演
東出昌大、窪田正孝、小松菜奈といった若手俳優たちが出演する映画『ヒーローマニア-生活-』で、2時間ドラマの帝王として知られる俳優・船越英一郎が、自身初となるホームレス役に挑戦していることが発表された。
本作は、架空の街・堂々市(どうどうし)を舞台に、会社をリストラされコンビニで働くフリーターの中津(東出)が、並外れた身体能力を持つニートの土志田(窪田)、情報収集にたけた女子高生カオリ(小松)、二つの顔を持つ中年男・日下(片岡鶴太郎)らと共に社会で裁かれない悪に天誅を下す自警団を結成し、活躍するさまを描いたアクション。テレビドラマ「マジすか学園」「怪談新耳袋」シリーズなどの豊島圭介が監督を務める。
今回出演が発表された船越が演じるのは、ぼさぼさの髪に泥まみれの服、そして垢にまみれた真っ黒な顔のホームレス。公開されたビジュアルでは、「2時間ドラマの帝王」の見る影もなく、本編ではネチネチと後を引くような話し方をし、存在すべてが不気味で気持ちの悪い“謎のホームレス”になっている。
数々の映画やドラマに出演してきた船越だがホームレス役は今回が初めて。そんな役どころについて船越は、「自分のキャリアの中でも多くはないタイプの役柄なので、僕自身も新しいチャレンジが出来るのではという高揚感と期待感があります」と語り、意欲を見せている。
また、これからの映画界を担う若手俳優たちと共演した船越は、それぞれの印象について、「(東出は)ノーブルでイノセントな魅力と透明感を持っている稀有な男優」「(窪田は)彼の一挙手一投足に引き込まれていく、魅了される」「(小松は)感性が服を着て歩いているような、バケモノのような女優さんです」と述べている。(編集部・海江田宗)
映画『ヒーローマニア-生活-』は5月7日公開