佐藤健、宮崎あおいに翻弄される?距離が縮まらず…緊張
俳優の佐藤健が14日、“猫神社”の愛称で親しまれている今戸神社(東京・浅草)で行われた映画『世界から猫が消えたなら』大ヒット祈願イベントに宮崎あおいと共に登場し、宮崎との一進一退の心の距離に一喜一憂していることを明かした。
佐藤健、宮崎あおいに翻弄… 一進一退の距離感 画像ギャラリー
本作は、ヒットメーカー・川村元気(『電車男』『モテキ』)によるベストセラー小説の実写映画化。余命わずかな郵便配達員の僕(佐藤)が悪魔(佐藤二役)と取引し、一日の命と引き換えに世界からモノを一つ消していく中で、本当に大切なものや愛に気づく姿を描いた感動エンターテインメント。宮崎は「僕」の学生時代の彼女を演じる。
初共演の二人にそれぞれの印象を尋ねると、佐藤はロケ地のアルゼンチンに着くまでの波瀾(はらん)万丈の旅を思い出しながら、「あおいちゃんはトラブルにも男らしく対応される方なので、自分のふがいなさにちゃんとしなきゃと思った」と吐露。そのため、「可愛らしい方ですけど、すごいしっかりした強い印象」を受け、一緒にいるときは「緊張する」という。
さらに、「あおいちゃんは猫っぽい」と評する佐藤。「話すタイミングで距離感が全然違う」そうで、「『佐藤くん』と敬語で接してきたと思ったら、次の瞬間は『健ちゃん』と呼ばれたり……で、ちょっとうれしいと思って踏み込んだら、また『佐藤くん』に戻る」と説明。佐藤は気まぐれな猫のような宮崎に翻弄されているようだ。
一方の宮崎も「佐藤君と一緒にいると緊張する。とても頭の良い方なんですけど、人懐っこい方だとも思うので、いつもソワソワしてます」とはにかみ。敬語の件については、佐藤より年上ということで、「自分がちゃんとしなきゃいけないという思いから、年下の人と話すときは基本的に敬語です」と釈明。それを受けた佐藤は「うん。たまに敬語じゃないときはすごく嬉しい」と笑顔を弾けさせると、「今日はすごく(宮崎が)優しい日です。楽しいです!」と素直な思いも打ち明け、宮崎を照れさせた。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『世界から猫が消えたなら』は5月14日より全国公開