野村周平、古川雄輝の人気に嫉妬「俺が主演なのに…」
俳優の野村周平が13日、都内で行われた映画『ライチ☆光クラブ』初日舞台あいさつに古川雄輝らと共に出席。野村は古川のカリスマ的人気に、「俺が主演なのに……」とぼやきが止まらなかった。この日は間宮祥太朗、中条あやみ、池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音、内藤瑛亮監督も登壇した。
【写真】イケメンがずらり!『ライチ☆光クラブ』初日舞台あいさつの様子
古屋兎丸のロングセラーコミックを実写化した本作は、廃工場にある秘密基地・光クラブを舞台に、成長を拒む14歳の美しい少年たちの愛憎劇と、彼らが開発したロボットと少女の純愛を描いたダークファンタジー。
光クラブの独裁者・ゼラを演じる古川は、「おはよう。廃墟の恋人たちよ」と甘い言葉を投げかけたかと思うと、「薄汚い豚どもっ!」とののしるなど、役柄の口調であいさつ。冒頭から観客の黄色い歓声を一身に浴び、人気の高さをうかがわせる。
その後、撮影時のエピソードやそれぞれの印象などを楽しげに語る面々。中条は古川が役になり切り、話しかけるなオーラを出していたことを明かしつつ、「年下とどう話していいかわからない気持ちもあるんだろうなと思った」と話すと、28歳の古川は自分以外の主要キャストが19~24歳ということで、「そうですね。若い方々がたくさんいたので、多少人見知りをしてしまいました」と照れ笑い。一見クールに見える古川の意外な言葉に、客席は「カワイイ~!」の声にあふれた。
そんな中、野村は「はぁ?」とヤジを飛ばすなど一人憮然とした態度。その後、池田が古川と二人で温泉に行ったエピソードを持ち出すと、野村は「(池田は)結構仲いいよね、古川君と。嫉妬するわぁ」と吐露。さらに、バレンタインデートークに突入すると、古川は間宮について「男性から見ても色気があって格好いいから一番モテる」と絶賛し、間宮から「(チョコが)欲しいです」とリクエストされると、「じゃあ手作りで」とニッコリ。どうにもこうにも古川のことが気になり、嫉妬を募らせる野村は、「俺が主演なのに……」と嘆くと、「バレンタインデーとか浮かれてないで、(映画の)宣伝してもらっていいですか!?」と注意喚起し、会場を沸かせていた。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『ライチ☆光クラブ』は全国公開中