グウィネス・パルトローのストーカー、無罪放免
女優のグウィネス・パルトローへのストーカー行為で裁判にかけられていたダンテ・ソイウ(66)に無罪が言い渡されたとTMZ.comなどが報じた。
この男は、2000年にもグウィネスへのストーカー行為について法廷で審理されている。その際は精神病を理由に無罪を言い渡されており、その後、数年間は精神病院に入院していた。
今回の裁判は、ソイウが2009年から2015年までにグウィネスに送った手紙の内容に焦点が当てられたそう。彼女は66通の手紙の一部を陪審員に読んで聞かせ、時には涙を流し、身の危険を感じていたことを訴えた。裁判では、恐怖心から攻撃犬まで飼い始めたとも証言している。
手紙には、メスを使ってグウィネスの体から「罪を切り出してやる」との文章や、「あなたを追い求めているのではなく、ただ愛そうとしているだけ」などと書かれており、結婚を望んでいることが強調されていたとのこと。ダンテは手紙のほかに、大量の花や菓子などをグウィネスや彼女の実家に贈っていたという。
これらの証拠が提示されながら、陪審員は無罪を言い渡し、精神鑑定や治療なども推奨しなかったと報じられている。(澤田理沙)