松田翔太主演作キャスト発表!柳沢慎吾が“ヤバ過ぎる”役で眉毛をそり落とし!
松田翔太を主演に迎え、きわどすぎる世界観から実写化不可能といわれてきた伝説の漫画「ディアスポリス-異邦警察-」をドラマ化&映画化するプロジェクトで、柳沢慎吾、浜野謙太をはじめとする、松田以外の主要キャストとその衝撃ビジュアルが発表された。
密入国外国人による秘密の自治社会「裏都庁」を舞台に、弱きを助け難事件に立ち向かう異邦警察官・久保塚早紀(松田)の活躍を描く本作。今回発表されたのは、久保塚と密接に関わる「裏都庁」のメンバー達。まず、久保塚の上司で「裏都庁」ナンバー2の助役・アー役には、柳沢が決定。かつて母国政府の圧制に抵抗し警察官5名を殺害、日本に密入国してきたという“ヤバ過ぎるキャラクター”に、眉毛をそり落とす本気の役作りで挑む。
外国人役ということで、緊張と不安があったと明かす柳沢だが、「セリフも外国語っぽく言ってしまうと聞き難いので、どこまでイントネーションを混ぜながら外国人っぽくなり、どこから日本語を織り交ぜれば聞き易くなるのかを考えながら演じたり、原作の『アー』を残しながら独自の『アー』をどこまで入れ込むか色々考えながら演じてました」と役作りについて語り、「観て頂いた皆さんや『ディアスポリス』ファンの方々に受け入れてもらえる『アー』になっていたら幸いです」とコメントを寄せた。
続いて、元銀行員で久保塚の助手・鈴木役には、独特の存在感を放つ俳優・浜野が抜てき。ある理由で「裏都庁」に逃げ込んできた鈴木は、久保塚の指示で顔を整形し、助手として様々な事件に巻き込まれていく……。公開されたビジュアルでも、演技が出来るギリギリのところまで特殊メイクで作り上げ、いつもの浜野からは想像もつかない特異な姿を確認できる。
さらに、「裏都庁」の知事・コテツ役を、“伝説のプロデューサー”という異名を持つ康芳夫、知事のボディガード・イサーム役を、セネガル人の父と日本人の母をもつ生粋の江戸っ子にしてファッションモデルのマリーが務める。このほか、ドラマではゲストとして、久保塚が対峙する凶悪でヤバすぎるキャラクターが次々と登場するという。
本プロジェクトのドラマは、4月からMBS・TBS深夜“ドラマイズム”枠で放送スタートし、さらに今夏には劇場映画が公開予定。ドラマ版の監督に日本の映画界を担う冨永昌敬監督(『ローリング』)、茂木克仁監督(『モヒカン故郷に帰る』助監督)、真利子哲也監督(『ディストラクション・ベイビーズ』)、熊切和嘉監督(『私の男』)が集結し、熊切監督は映画でもメガホンを取る。(編集部・石神恵美子)