王子様イケメンの千葉雄大が恋愛の本音を告白
中島健人(Sexy Zone)がドSな主人公を演じた映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』に出演した千葉雄大が、王子様的なキャラクターを演じるにあたって悩んだことや、自身の恋愛面におけるSM度について明かした。
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本作は、高校内で“黒悪魔”と恐れられる主人公の黒崎(中島)が、ヒロイン・由宇(小松菜奈)に絶対服従を迫り、壁ドンや顎クイなど、とにかくドSに責めまくるエロキュンラブストーリー。千葉ふんする黒崎の親友・白河タクミは、女子たちから「白王子」と呼ばれてモテまくる、まさに王子様的なキャラクターだ。
「余裕がある感じでふっと笑ったり、仕草を優雅にしたり、やわらかく居ることを意識しました。日本にはいないタイプのジェントルマンです」と役について語る千葉は、「今の僕自身は王子様度ゼロ。この映画で出し尽くしたので、枯葉のようになっています」と断言するほど全力で白王子・タクミを体現。しかし、役を掴むまでには時間がかかったらしく、「今回、健人くんと菜奈ちゃんの演技が素晴らしくて、自分も早く追いつかなければいけないと、張りつめていた部分があったんです」と打ち明ける。
そんな千葉が吹っ切れたのは、「理性的ではなく、誰にも見せない人間っぽい一面を出していけばいい」と気づいた瞬間だった。「タクミは女の子たちから崇められているけど、それは、求められているからそうしているのであって、100パーセントいい人なわけではない、と思ったんです。僕自身も、笑いながら厳しいことを言ったりする。そこを芝居でも出せるようになってから、タクミを演じるのが楽になってきました」と穏やかな表情を見せる。悩んだ末に手に入れた「気づき」は、役者としての千葉を大きく成長させたに違いない。
ちなみに、自身の恋愛については、「Mのほうが強いです……ってことにしておきます。Sの部分は誰にでも見せるわけではないですからね。実は僕、どっちもあります」と意味深に笑う。果たして、その真意とは? 女性ファンの妄想をかき立ててしまいそうだ。(取材・文:斉藤由紀子)
映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』は2月27日より全国公開