山田孝之、人型昆虫テラフォーマーと一騎打ちで変異寸前!?
伊藤英明主演で、人型に進化したゴキブリ・テラフォーマーと人類の戦いを描いた人気コミックを映画化する『テラフォーマーズ』からCG未完成映像が公開され、山田孝之ふんする蛭間一郎とテラフォーマーの対戦で、超絶ピンチに陥った蛭間が昆虫能力を今にも爆発させようとするシーンが披露された。
人口増加の影響により、地球から火星に人類を移住させる火星地球化“テラフォーミング”計画が進む2599年、火星に送り込まれ異常進化してしまったゴキブリことテラフォーマーと、駆除のために特殊な手術を施された15人の宇宙船クルーとの戦いを『クローズZERO』シリーズや『悪の教典』などの三池崇史監督が描き出す本作。
今回公開されたCG未完成映像では、必死でドアを開けようとするも倒れる蛭間(山田)の姿が映し出される。そして、そのすぐ横でそびえ立つのは、痛覚なし、飛行可能、ヤバい腕力と強靭な生命力を持つある生物が異常進化を遂げた人型昆虫テラフォーマー。危機が迫る中、テラフォーマーの遺伝子を研究し昆虫の特性を人間に投入する特別な手術“バグズオペレーション”を受けているバグズ2号の乗組員の一人である蛭間は、その力を発揮しようとする。蛭間がバグズオペレーションで手に入れたのは、“ネムリユスリカ”の能力で、水分の足りない環境に置かれると仮死状態になり、防御形成を取るのが特徴でどんな環境に置かれても死ぬことはなく水分が与えられると復活できるというもの。その能力で変異するために、蛭間は昆虫細胞活性剤を自らに向けて撃とうとするのであった……。果たして、変異した蛭間はどのような姿なのだろうか。
演じた山田はこの能力について「実際の生活で、例えば車で事故に遭って危険な瞬間に“グッ”と変身できればいいですけど、すぐ水分を飛ばすこともできないし、事故の後には既に“仮死状態”になっているから、身体からたまたま血が出たりすれば良いですが、周りに水分がなかったら“仮死状態”のままです。死んではないけど、復活もできないのでなんか微妙ですよね(笑)」と愛着のあるコメントを寄せている。本作はその奇想天外な設定とともに、伊藤や山田に加え、武井咲、山下智久、小栗旬ら豪華キャストが顔を揃えることでも話題となっている。(編集部・石神恵美子)
映画『テラフォーマーズ』は4月29日より全国公開