新旧ウルトラマンが変身!初代ウルトラマン・黒部進、当時のベータカプセル手に感無量
ウルトラマンXを中心とする8大ウルトラマンが集結し、閻魔獣ザイゴーグら怪獣集団と激突する『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』のプレミア先行上映会が3日、新宿ピカデリーで行われ、スペシャルゲストとして初代「ウルトラマン」でハヤタ隊員を演じた黒部進が登壇し、撮影当時使用していた変身アイテムのベータカプセルを手に変身ポーズを披露して会場をわかせた。
黒部は新作の公開に「感無量。50年も続くと思っていなかったですしね」と笑顔を見せると、本作に出演する娘の吉本多香美にも言及。「今、娘は石垣に住んでいますが、『今日観るんだってね』と電話をもらいました。事後報告ですけど、感想をぜひ娘にも言ってやりたいですね」とにっこり。変身ポーズの披露には同席したマイケル富岡も思わず感激の表情を見せ、「17、8年前に(ウルトラマン)ダイナでゲスト出演させてもらった時に、こういうヒーローものに出られるのが本当に光栄だと思った。黒部さんにもお会いできたしね」と振り返った。
その後、高橋健介、坂ノ上茜ら「ウルトラマンX」のキャスト陣も登壇すると、初代ウルトラマンに負けじとウルトラマンXの変身ポーズをお披露目。高橋は「50周年という素晴らしい年に劇場版が公開されてうれしいです。テレビシリーズの集大成のような作品になっていると思います。ぜひ期待していてください!」と意気込んだ。坂ノ上も「わたしたち隊員が戦うシーンが見どころ。わたしも観て、すごすぎてコンタクトがはがれ落ちたくらい。みなさんはちゃんとまばたきをしながら観てください」と本作をアピールしていた。
この日は、出演者の松本享恭、月船さらら、神尾佑、原田隼人、百川晴香、TAKERU、瀬下千晶とメガホンを取った田口清隆監督も登壇した。(取材・文:名鹿祥史)
『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』は3月12日公開