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妻夫木聡、ひそかな不満を告白「いつも不利なんです」

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舞台あいさつの順番がいつも不利なんです…妻夫木聡
舞台あいさつの順番がいつも不利なんです…妻夫木聡

 俳優の妻夫木聡が3日、港区芝公園の結婚式場 The Place of Tokyo で行われた映画『家族はつらいよ』公開直前イベントに出席、これまで胸に秘めていたひそかな不満をぶちまけた。この日は山田洋次監督、橋爪功吉行和子西村雅彦夏川結衣中嶋朋子林家正蔵蒼井優らも来場した。

【写真】ア~ンも!妻夫木聡、蒼井優らが橋爪功&吉行和子“夫婦”を祝福

 山田監督の国民的喜劇映画『男はつらいよ』シリーズ終了から20年。山田監督が久しぶりに手掛けた喜劇作となる本作は、結婚50年目を迎えた平田家の父と母に突如離婚の危機が訪れ、家族が大慌てするさまを描き出す。この日は東京タワーのふもとに位置する会場で、新婚や金婚などを迎えた一般客のカップルを招待し、平田家の“金婚式”に模したイベントを実施した。

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 本作では、山田監督の『東京家族』の主要キャスト陣が全員続投となったということもあり、気心知れた様子で、和気あいあいとした雰囲気の出演者たち。まずは橋爪が「梅は咲いたか桜はまだかいな~」と小唄をうたいだして「春ですね。そういう映画です」と笑ったり、正蔵が「『家族はつらいよ』と説きまして、『豪華客船の船出』と解く。その心は『どちらも“こうかい”(公開・航海)が待ち遠しい』でしょう」といきなり謎かけを始めたりと、自由なコメントをぶちこんで、会場を沸かせていくベテランキャストたち。

 一方、平田家の次男を演じた妻夫木は、そんな先輩たちの姿を見て「僕は何も用意していなかったですけど……」と頭をかきながらも、「本日は父と母の金婚式にようこそおいでくださいました」とあいさつ。「理想では完璧な家族を追い求めがちですけど、本当はデコボコじゃないですか。家族にはいいところもあれば悪いところもある。だからいとおしく感じてしまうというのは、日々、自分の家族でも感じますし、この映画でも感じるところではありますね」と本作について真摯(しんし)に語ってみせた。

 だが、「夫婦円満」をモチーフとした本作にちなみ、共演者たちに対する「不満」はないかと尋ねられる一幕もあり、そこで妻夫木が「舞台あいさつの順番がいつも不利なんですよ。(橋爪や西村、正蔵たちのコメントで)笑いがドカンと来るので、兄さん方の後でいつも不満です」とぶちまけると、会場は大笑い。「じゃ、山田監督の後にコメントすればいい!」という提案も飛び出したが、「いえ、それも困ります」と頭をかくことしきり。そんな妻夫木の姿に会場は再び笑いに包まれた。(取材・文:壬生智裕)

映画『家族はつらいよ』は3月12日より全国公開

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