「真田丸」山本耕史、今までにない石田三成に没頭する毎日
放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」に4月から登場する石田三成役の山本耕史が5日、都内で行われた滋賀県の石田三成発信プロジェクト「近江の将 石田三成出陣式」に出席し、脚本の三谷幸喜より「今までで一番熱い、実は志の熱い男である」とアドバイスを受けたことを明かし、新しい三成像が誕生することを予感させた。
今は撮影のまっただ中で、「新しい三成像を三谷さんが描いてくださって、そこに没頭している毎日です」という山本。三谷から受けたアドバイスを明かすと「どうしてそういう算段をとっていったのかが、割と細かく表現されていると思います。そういう意味では愛しざるを得ない三成公になっていくといいなと。それが僕と三谷さんの理想です」「とても人間らしい、今までにない三成公として表現されていくのではないかなと思います」と期待をあおった。
また、2004年のNHK大河ドラマ「新選組！」でも一緒だった堺雅人との共演には、「『新選組！』以来、毎年欠かさず忘年会をやっていてプライベートでも飲みに行ったりしているので、久しぶりという感じはなかったです。昔と変わらず、あの頃のまま同士というか戦友の思いで今回の撮影にも入りました」と語った。
実年齢では年上となる堺と劇中では逆転し、位も上の立場になるが「本人の関係性とは異なる恥ずかしさみたいなものもありますけど、そこは作品の中での関係性なので楽しんで撮影させてもらっています」という。
昨年、女優の堀北真希と結婚し、新婚でもある山本だが、子供については「自然の流れで、別に隠す話ではないですけど、特に予定はないです。自然の成り行きでという感じです」と明かしていた。（取材・文：中村好伸）