「キューティーハニー」西内まりや主演で今秋実写映画化!全く新しいハニーの誕生
永井豪の人気漫画「キューティーハニー」が、西内まりや主演で新しく生まれ変わり、実写映画化されることが明らかになった。タイトルは『CUTIE HONEY -TEARS-』で、今秋公開される予定だ。
「デビルマン」「マジンガーZ」などで知られる漫画家・永井が描いた「キューティーハニー」は、女性型アンドロイドの如月ハニーと、彼女の体に内蔵された空中元素固定装置を狙う犯罪組織・パンサークローとの戦いの物語。これまでにテレビアニメ化、実写映画化、実写ドラマ化されてきた超人気作で、「ハニーフラッシュ」のコールや、アニメ主題歌は広く知られている。
今回は、全く新しい「キューティーハニー」の誕生となるのだという。CGを駆使して表現された壮大な近未来の世界が舞台。西内演じるキューティーハニーは、世界各地で起こる異常気象や未知のウイルスの蔓延が原因で人口が激減する中、ある博士の希望で生み出された人間の感情を持つアンドロイドという役どころだ。現状明かされているのはそれだけだが、撮影自体は昨年末にクランプアップを迎えたそうで、続報が待たれる。
佐藤江梨子、原幹恵が演じてきたハニー。今作で同役を務めた西内は出演の喜びを表現すると、「皆様が愛するハニー像を、今回の映画ではいい意味で裏切りたいです。新しいハニーが生まれたと感じています」と手応えを感じている様子。本作で初めてのアクションシーンにも挑戦したが、「回し蹴りやワイヤーを使ったアクション。アザを作りながらも、撮影に挑み、迫力のある映像になっていると思います!」と自信をのぞかせた。
原作者の永井は、「少女のままの姿で永遠に美しく、母のように慈愛に満ちて優しく、剣闘士の如く勇猛果敢で強く、ときにはピンチに陥った正義の男たちを助けてくれるヒロイン。そんな“男の夢”を具現化したのが、私の創作した『キューティーハニー』だ」と自身のハニー像を紹介。「今回、西内まりやさんという当代きっての美人女優を得て、新生ハニーの映画が製作され、最新の映像技術が、ハニーの活躍の場を“空想の未来”にしてくれた。まさに、永遠の美少女にふさわしい舞台じゃないか! 原作者として、とても嬉しい」と喜びをあらわにした。(編集部・小山美咲)