平愛梨の妹・祐奈、「軍師官兵衛」で注目の子役・若山耀人に感心しきり
平愛梨の妹で女優の平祐奈が7日、都内で行われたヒロインを務める映画『ぼくが命をいただいた3日間』の舞台あいさつに登場し、共に出席した本作主演の12歳の子役・若山耀人の大人びた様子に感心しきりだった。
父親の郷里を訪れた少年が祖父母や近所に住む少女との交流を通し、食べること、生きること、そして命をいただくことの意味を学び、成長していくドラマを描いた本作。平は「去年撮影をして、第7回沖縄国際映画祭や京都国際映画祭2015に出品して、やっと今、こうしてみなさんに観てもらえる……公開を迎えてわくわくしています」と笑顔を見せると、「日本の素敵な景色や和食やおいしい食べ物がたくさんでてきます。とても心温まる作品になっているので、みなさん見て、ぜひホッとしていただけたらと思います」と本作をアピールした。
「普段から母にも、作ってくれた人に感謝して食べなさいと教わっていたけど、実際役を通じていろんなことを体験して、食べ物に対するありがたさを深く感じられるようになりました」とも話し、「 “明日香ちゃん”という役を通じてだからこそ体験できた、衝撃的な、そしてとても貴重な体験がたくさんありました」と撮影を振り返った。
また、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に出演して注目された若山は本作で12歳にして映画初主演。「いろんな方々にいろんな感情を抱いてもらえる作品になっていると思います」と本作の魅力について述べると「この映画に参加して食べ物に対する思いが変わりました。こうして食べ物って自分のところにくるんだなっていうことを体験できて、(撮影中は)自分のリアルな気持ち、感情もたくさん(演技の中に)入っていきました」とコメント。途中、12歳とは思えぬ受け答えに平は「しっかりしているね」と目を丸くしていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『ぼくが命をいただいた3日間』はイオンシネマ板橋ほかにて公開中