「スパイダーマン」悪役・ヴェノムの映画化企画が復活
以前から映画化が計画されてきたが、人知れず企画が立ち消えとなっていた「スパイダーマン」の悪役・ヴェノムを主人公とした映画化企画が再び復活したと The Hollywood Reporter が報じた。
本作には、『アメイジング・スパイダーマン』のプロデューサーであるアヴィ・アラッドとマット・トルマックが参加。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の草稿を担当したダンテ・ハーパーが脚本を務めるとのこと。また2017年夏に日本公開予定の新『スパイダーマン』(トム・ホランド主演)との関係については明らかにされておらず、独自のシリーズとして進められている可能性があるという。
ヴェノムは、スパイダーマンの能力をコピーした異星の共生体「シンビオート」が、人間に寄生することで生まれる怪物。コミックでは、宿主を変えながらスパイダーマンの宿敵、時に協力者として登場している。サム・ライミ監督の映画『スパイダーマン3』では、トファー・グレイス演じるエディ・ブロックが、シンビオートに取りつかれることで誕生していた。(編集部・井本早紀)