人間と動物の病気を一緒にみるドラマ 「ホワイトカラー」のダイアナ役女優主演決定
バーバラ・N・ホロウィッツ、キャスリン・バウアーズ著のベストセラー本「ズービキティ(邦題:人間と動物の病気を一緒にみる)」を基にしたテレビドラマ「ズービキティ(原題) / Zoobiquity」に、「ホワイトカラー」でダイアナ・バリガンを演じたマーシャ・トマソンの主演が決まった。
TV Lineなどによると、このほかに、「ナース・ジャッキー」のピーター・ファシネリと「24 TWENTY FOUR」のキム・レイヴァーもキャスティングされたという。
“ズービキティ(汎動物学)”とは獣医学、医学、進化医学を統合した新たな学問に対する造語。同ドラマでは、医師と獣医師が協力をし、種を超えた医療で不治の病の治癒に挑戦する姿が描かれる。
マーシャが演じるのは腕のいい心臓外科医カーラ・マーティンズ。ピーターは優秀だが、人付き合いが苦手な獣医師ルーカス・コルトを演じる。二人は激しい競争心を抑え、誰も試みたことがなかった異種間の医療に挑戦する。
パイロット版の脚本は「BONES」の製作総指揮を務めるスティーヴン・ネイサンとジョナサン・コリアーが執筆。キムはシカゴ病院の内科医長ジュリア・フォウラー医師役で登場するが、この役はもともと男性が演じる予定だったそう。しかし、「BONES」にゲスト出演したキムの演技を観て、スティーヴンとジョナサンは彼女の役として書き換えたという。(澤田理沙)