新ジョーカー狂気の高笑い!悪人ども大暴れ『スーサイド・スクワッド』予告編
「バットマン」や「スーパーマン」で知られるDCコミックスの人気悪役たちで構成された特殊部隊の活躍を描くアクション大作『スーサイド・スクワッド』から、新たなジョーカーをはじめとする悪党たちの暴れっぷりの一端を捉えた予告編が公開された。
ヒーローによって投獄され、死刑や終身刑が確定した犯罪者たちが、スーサイド・スクワッドとして減刑のため命がけのミッションに挑む本作。オスカー俳優のジャレッド・レトーがバットマンの宿敵ジョーカーを、ウィル・スミスが全身に武器をまとった狙撃手デッドショットを、マーゴット・ロビーがジョーカーの恋人ハーレイ・クインを演じるほか、実力派の俳優陣が個性的なヴィラン(悪役)にふんする。
『ダークナイト』や『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(3月25日公開)に代表されるように、近年は重厚なイメージが強い近年のDC映画だが、本作の予告編では雰囲気を一変。クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」に合わせて、悪人たちが好き勝手に大暴れする様子が映し出されており、任務の合間にショーウインドウを破壊して盗みをはたらくハーレイが「だって私たち悪人だもの」と悪びれずつぶやくカットなど、常識に縛られない悪党ならではの魅力を収めた、ロックな映像に仕上がっている。
また、新生ジョーカーにふんしたジャレッドの狂気に満ちた演技も公開。『ダークナイト』で故ヒース・レジャーが熱演したジョーカーとは全く違った、フレッシュなジョーカー像を生み出している。
スーサイド・スクワッドには、デッドショットとハーレイに加え、リック・フラッグ(ジョエル・キナマン)、キャプテン・ブーメラン(ジェイ・コートニー)、キラークロック(アドウェール・アキノエ=アグバエ)、エル・ディアブロ(ジェイ・ヘルナンデス)、エンチャントレス(カーラ・デルヴィーニュ)、カタナ(福原かれん)など実力派から若手まで幅広い俳優陣が演じるキャラクターが集結。『サボタージュ』『フューリー』でリアリティーにこだわった壮絶なアクションを描いて来たデヴィッド・エアー監督が、個性豊かな悪役たちの奮闘をどのように展開させるのか。期待が高まる。(編集部・入倉功一)
映画『スーサイド・スクワッド』は9月10日より全国公開