クレイジーケンバンドの主演映画が沖縄国際映画祭でワールドプレミア上映
人気バンド、クレイジーケンバンドの主演映画『イイネ!イイネ!イイネ!』が、4月21日から開催予定の「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」の特別招待作品として上映されることが15日、新宿の吉本興業東京本部で行われた映画祭概要発表会見で明らかになった。この日は同作に出演するクレイジーケンバンドの横山剣、中野英雄も登壇した。
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「Laugh&Peace」をコンセプトに2009年から沖縄で行われている本映画祭も今年で8回。今年の特別招待作品として選ばれた中の1本が『イイネ!イイネ!イイネ!』だ。横浜で生まれ育った3人の中年男たちの友情物語をクレイジーケンバンドの音楽にのせて描いた本作に、横山は本人役として出演しており、「それじゃないとできないというか。自分役なので間違いようがないですからね」とコメント。また、中野はマネージャー役として出演することになっており、「剣さんの大ファンだったので楽しかったです」と続けた。
横山は映画祭最終日に行われる「オールエンディング」イベントにて、ORANGE RANGE、元SPEEDの島袋寛子らがメンバーに名を連ねる、かりゆし58率いる沖縄オールスターバンド「島ぜんぶでおーきなバンド」の一員として参加することも決定。映画祭の主題歌「笑顔のまんま」を歌うこととなる。バンドに参加するにあたり、横山は「皆さんが沖縄の方ばかりなので、そこに迎えてもらえるのはうれしいなと思っています」とニッコリ。
例年3月に開催されてきた同映画祭だが、今年は4月に実施。この変更について吉本興業の大崎洋実行委員長は「今期の当社の予算がギリギリで。かといってやめるわけにもいかず。4月にやるなら、来期の予算でいけるということになり、4月にしました」と冗談とも本気ともわからないコメントを発し、会場は大笑い。「実際、3月は寒かったんですよ。沖縄の方からも4月の方がきれいで暖かい沖縄を見てもらえるので、その方がいいと言われました」と利点を付け加える。
そのほか、沖縄県出身のGACKT14年ぶりの主演映画『カーラヌカン』(2017年公開予定)の主演女優オーディション開催のほか、竜星涼、内田理央、千葉雄大、山本美月共演の『Bros.マックスマン』、蛭子能収主演の映画『任侠野郎』などがワールドプレミア上映されることも発表された。(取材・文:壬生智裕)
「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」は4月21日から24日まで沖縄県内各地で開催予定