天海祐希、『名探偵コナン』声優でNG連発!
女優の天海祐希が16日、都内で開かれた映画『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』公開アフレコイベントに出席し、事前に行われた名だたる声優陣とのアフレコでNGを連発したことを告白した。
1996年にテレビアニメがスタートし、今年で20周年を迎える「名探偵コナン」の劇場版最新作は、メモリアルイヤーにふさわしいシリーズ最大のバトルロワイヤルミステリー。世界各国で起きる連続スパイ暗殺事件をめぐり、コナンと宿敵・黒ずくめの組織がFBIや日本の公安警察をも巻き込んで繰り広げる壮絶な戦いを描く。
20年前は宝塚歌劇団を退団し初めてドラマや映画に出演した頃で、コナンとは「芸能界の同級生」と語る天海は、黒ずくめの組織に属する“謎の女性”の声を担当。高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也といった大御所声優との共演に「緊張しましたよ」と訴える天海は、「映像ではじめてなくらいものすごいNGを出しました」と吐露。セリフに多用された「はっ」「えっ」「うっ」という声にならない声が特に難しかったという。
声優の難しさを痛感している天海は、今回のイベントに不安しかないようで、何度も汗をぬぐうしぐさを見せながら、「まずいよ」「大丈夫ですか?」「公開イジメみたいなことですね」とボヤキが止まらない。とはいえ、本番では女優魂を見せつけ、NGを出すことなく一発OK。スタッフから「完璧です!」と太鼓判を押され、安堵の表情を浮かべた。
この日は、天海演じる謎の女性が任務中に記憶を失ってしまうという劇中のシーンにちなみ、抜き打ち脳診断も実施。脳年齢診断では、記憶力が良くてボジティブシンキングなことから「23歳」。男女脳診断では、右脳で大雑把という点から会場にいる全員が納得の「男脳」。さらに脳内ホルモン動物型診断では、心が安定しているという理由から「ゾウ」という結果に。最終的に「23歳の雄のゾウ」と診断された天海は、「わかる気がします」と妙に納得していた。(取材/錦怜那)
映画『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』は4月16日から全国東宝系にて公開