若きハン・ソロ最終候補に『キングスマン』タロン・エガートンら!
映画『スター・ウォーズ』シリーズでハリソン・フォードが演じてきた人気キャラクター、ハン・ソロの若き日を描くスピンオフ映画で、その主役の座を巡るオーディションがいよいよ最終段階に入ったようだと The Hollywood Reporter が報じた。『キングスマン』のタロン・エガートン、『ヘイル、シーザー!』のオールデン・エアエンライク、『トランスフォーマー/ロストエイジ』のジャック・レイナーらが最終候補に残っているという。
米ディズニーとルーカスフィルムによって行われている大規模な本オーディションは、候補者の数が実に2,500人以上にのぼっていたと報じられていた。同サイトに情報を提供した者によると、先週、ロンドンで行われたテストに、タロン、オールデン、ジャックの3名が参加したという。彼らは、すでに監督との面会を経ていた10名ほどの候補者の中から声をかけられ、今回のテストを受けたとみられている。その10名の候補者には『セッション』のマイルズ・テラーや『きっと、星のせいじゃない。』のアンセル・エルゴートが含まれていたようだ。
最終候補者リストにはそのほか数名の俳優もいるものとみられているが、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の際と同様に、徹底した秘密主義が貫かれているため、全候補者を特定するのは困難だと同サイトは伝えている。ディズニーはこの件に関してコメントを控えているとのこと。
そして今回、テストを受けたとされる3名はいずれも若手の注目株ばかり。タロンは、日本でもサプライズヒットを記録したスパイアクション『キングスマン』での活躍が記憶に新しいほか、ヒュー・ジャックマンと共演を果たした新作『エディー・ジ・イーグル(原題) / Eddie the Eagle』(日本公開未定)の公開を控えている。
オールデンは、韓国の鬼才パク・チャヌク監督作『イノセント・ガーデン』やウディ・アレン監督作『ブルージャスミン』に続き、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟が手掛ける新作『ヘイル、シーザー!』(日本公開5月13日)で主要キャストに名を連ねている。ジャックは『トランスフォーマー/ロストエイジ』でマーク・ウォールバーグ演じる主人公の娘のボーイフレンド役で注目を浴び、マイケル・ファスベンダー主演作『マクベス』(日本公開5月13日)など話題作に出演している。
本スピンオフのメガホンを取るのは、『LEGO(R)ムービー』『22ジャンプストリート』の監督コンビ、クリス・ミラー&フィル・ロード。全米公開は2018年5月25日を予定している。人気キャラクターの若かりし頃を演じるまたとないチャンスを握るのは誰なのか。期待が高まるばかりだ。(編集部・石神恵美子)