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大ブレイク中の菅田将暉、「鬼が怖い」時代がなくなったと実感

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パンツのシルエットにもこだわりが!
パンツのシルエットにもこだわりが! - 写真:高野広美

 人気漫画の実写版『映画 暗殺教室』の続編『暗殺教室~卒業編~』で、謎のタコ型超生物“殺せんせー”の暗殺を託された生徒のひとり・赤羽業(あかばねカルマ)を演じた菅田将暉が、映画やCMで露出度が高まったことで感じる環境の変化について語った。

【写真】映画『暗殺教室~卒業編~』フォトギャラリー

 若手俳優きっての演技派として知られ、昨年、某CMでチャラい「鬼ちゃん」を演じて大ブレイクを果たした菅田。本人も知名度が一気に広がったことを実感しているそうで、「環境が変わりました。そこは少なからず変えていかなければならないと思っていたので、本当にありがたいです。街で声を掛けてもらう回数が増えました」としみじみ語り、「CMのお陰なんですが、子供に『鬼ちゃん大好き!』と言われて抱きつかれました。もう、泣くほどうれしいです」と感無量の表情を浮かべる。

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 さらに、「鬼が怖いという時代がなくなったのかなと思ったりもします。『鬼が来るよ!』って親に脅されても、『ホント!?』って喜んじゃうらしくて」とテレ笑い。とはいえ、子供たちは菅田自身を鬼ちゃんのようなお茶目キャラクターとして見ているわけではなく、鬼ちゃんは作ったキャラだとしっかり認識しているらしい。「『ママ、あの人演技うまいねー』って言われたりします(苦笑)。それだけ今は、ちゃんと演技力がないと通用しない時代なのでしょうね」と自覚している菅田だからこそ、日本古来のヒールである鬼のイメージが激変するほどの芝居ができたのだろう。

 そんな菅田が『暗殺教室~卒業編~』で演じるのは、殺せんせーによって人を信じることを学んでいく中学生・業。前作でも同キャラを演じた彼は、「前作は自分のたたずまいがいまいち業っぽくなかった(笑)。今回は、漫画の業のように、ダラけているようで品があって、しかも常に臨戦態勢という立ち方をしたくて、パンツのシルエットを細身で裾に向かってシェイプされたものに変えてみました」と告白。そのほか、「業の心境の変化に合わせて髪型も変えていく」など、役づくりの精度を上げるために自らがアイデアを出したそうだ。キュートな鬼からニヒルな中学生まで、どんな役でも変幻自在に演じてみせる菅田が、この先どんな進化を遂げるのか楽しみでならない。(取材・文:斉藤由紀子)

映画 『暗殺教室~卒業編~』は3月25日より全国公開

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