『アイアムアヒーロー』撮影中の衝撃映像初公開!大泉洋、息を切らし「この映画は疲れる…」
「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の花沢健吾の同名漫画を実写映画化した『アイアムアヒーロー』のメイキング動画内で、原因不明の感染によって凶暴化した“ゾキュン”の群れに襲われる主人公の衝撃映像が公開となった。
メイキング動画は、主人公・英雄(大泉洋)が、ドスンという衝撃音とともにクレーンから車上に落ちた男を見て「大丈夫か?」と駆け寄るも、ゾキュンと化したその男が瞬時に飛び掛かってくるというショッキングなシーンから始まる。そこからゾキュンが氾濫し、パニックと化した街中を逃げ惑う英雄の逃走シーンへと続き、撮影の合間に汗だくで息を切らしながら「この映画は疲れる……ほとんどこういうシーンだな」とつぶやく大泉の消耗した様子からも、撮影のハードさがうかがえる。
その後も地獄絵図と化した街中が映し出され、前半の見せ場の一つであるタクシー内のシーンも登場。英雄が運よくつかまえたタクシーに偶然出会った女子高生・比呂美(有村架純)と乗り込むも、そこで思わぬアクシデントに見舞われる場面で、後部座席の片方のドアは吹き飛ばされており、大きく揺れる車内で2人が必死の形相で車から放り出されないようにこらえている様子が収められている。佐藤信介監督とともに撮影した映像を観た大泉いわく、揺れる車内で有村がなぜか「一瞬笑っている」カットがあるそうで、アクションの撮影が壮絶すぎて思わずハイになってしまう現場を「もはやカオス」と評している。
そして、シーンはクライマックスのアウトレットモールへ。半ゾキュン化した比呂美を、迫りくる無数のゾキュンから守るべく奔走し、何者かに向かって「手を離せ!」と銃をかまえる英雄の勇姿が収められており、本作の核心部分がいち早くお目見えとなった。(編集部・石井百合子)
映画『アイアムアヒーロー』は4月23日より全国東宝系にて公開