ユアン・マクレガー、『フォースの覚醒』でオビ=ワンを演じた経緯を明かす
映画『スター・ウォーズ』エピソード1~3で若きオビ=ワン・ケノービを演じたユアン・マクレガーが、エピソード7にあたる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に声での出演をすることになった経緯をColliderに明かした。
新旧キャストが和気あいあい!『フォースの覚醒』メイキング映像
ユアンによると、『フォースの覚醒』の公開が数週間後に迫ったある日、突然J・J・エイブラムス監督からメールがあったという。「どうやって僕のメールアドレスを手に入れたのかわからないんだけど……そのメールには『あなたもどうにかして参加すべきだと本当に感じています。あなたも作品の一部だと思うんです。主人公のレイが夢の中に居るようなシーン(※レイが初めてライトセーバーを手にした場面)があって、僕はそこにオビ=ワン・ケノービが彼女に呼び掛ける声を入れたいんです』とあった。だから『その連絡を待っていましたよ』と返信した(笑)」。
ちょうど近くで監督作を編集中だったユアンは編集を終えるとバイクに飛び乗り、エイブラムス監督の居るスタジオに行って初対面を果たすことになった。「(準備として)僕たちは新3部作での僕の演技を見ることから始めた。その時突然、当時の僕は撮影中、(旧3部作でオビ=ワンを演じた)アレック・ギネスの演技しか見ていなかったことに気付いた。僕は若き日のアレック・ギネスに成り切ろうとしていたから、僕自身の演技を見ることはあまり役づくりの助けにならないと気付いたんだ」。
そこでエイブラムス監督がスタッフにアレックさんのシーンをたくさん集めるように頼むやすぐに映像が届き、その映像を見て準備をした上でレコーディングに臨んだと楽しげに振り返ったユアン。本編ではセリフは一つだが、代替用として三~四つのセリフを収録したとも明かしていた。同シーンにはユアンのほか、アレックさん、ヨーダ役のフランク・オズの声も使われている。(編集部・市川遥)