『奥さまは魔女』などの共同脚本家デリア・エフロンの新作小説が、映画化へ
映画『奥さまは魔女』や『ユー・ガット・メール』などを、姉のノーラ・エフロンさんと共同執筆した脚本家デリア・エフロンの新作小説が、イギリスの映画会社ワーキングタイトルにより映画化されることになったとDeadline.comが伝えた。
今年7月出版予定の本書のタイトルは、「シラクサ(原題) / Siracusa」。イタリアのシチリア島にある街シラクサに休暇でやってきた夫婦が、互いに隠していた秘密が明るみとなり結婚生活が危機にさらされるというストーリー。
両親ともに脚本家であるデリアは、2012年に亡くなった姉のノーラさんと共に、数多くの作品の脚本を手掛けてきた。妹のエイミーも脚本家だ。デリアはこれまでいくつかの小説も発表しており、ノーラさんと共同脚本を手掛けた映画『電話で抱きしめて』の原作である「電話を切ったら…」は邦訳出版もされている。
テレビドラマ「Glee」「アメリカン・ホラー・ストーリー」のエピソード監督アルフォンソ・ゴメス=レホンがメガホンを取る。デリアは、脚本家、エグゼクティブプロデューサーとしても本作に関わる予定だ。(鯨岡孝子)